※申込受付は終了しました。
明治43年(1910年)、学習院・東京帝国大学の学生たちが創刊した雑誌『白樺』の同人であった武者小路実篤、志賀直哉、柳宗悦、有島武郎たちは「白樺派」と呼ばれ、かれらが集う我孫子は「白樺派」の聖地として、大正から昭和初期に多くの若い芸術家が集う場所となりました。
武者小路実篤が我孫子に住まいを構えたのは大正5年(1916年)で、志賀や柳と交流を通じて思索を深め、大正7年(1918年)には「新しき村」の発会式をここで執り行い、宮崎県日向へ旅立って行きました。現在、実篤邸跡に残る建物は、大正時代の建物を模して戦後建てられたものですが、庭から斜面林の景観と相まって、当時の我孫子をしのぶことができる数少ない場所となっています。
昨年好評をいただいた特別公開を今年も三協フロンテアグループの協力を得て開催することになりました。
旧武者小路実篤邸跡を紹介するパネル展示や川村学園女子大学学生が大正時代のレシピを参考に商品開発した「漬物とお茶セット」を配布。邸内には「文豪の部屋」が再現されます。その他「白樺派のカレー」(レトルトパック)や白樺派グッズの販売も行われます。
白樺派の文人たちを惹きつけて止まなかった「我孫子の原風景」を感じていただけたらと思います。
日時:2019年 11月22日(金), 23日(土) ※雨天実施
費用:500円(保険料・記念品代含む) ※事前申込制
※八景歩きツアーは上記に加え、白樺文学館入館料
(団体料金240円)が別途かかります
会場:旧武者小路実篤邸跡(千葉県我孫子市船戸2-21-9)
※駐車場なし
問合せ:我孫子市教育委員会 文化・スポーツ課
☎ 04-7185-1583
定員各回20名(当日受付不可)
①9:30※ ②10:00 ③10:30 ④11:00 ⑤11:30 ⑥13:00 ⑦13:30 ⑧14:00 ⑨14:30 ⑩15:00 ⑪15:30※
※八景歩きツアー付のみ
10月20日(日)までに往復はがき(※当日消印有効) またはちば電子申請サービスでお申し込みください。
郵便番号・住所・氏名・電話番号・同行者の住所・氏名(4人まで)・希望日時(第3希望まで)
往復はがきの場合は返信面に宛先を明記し下記へお申し込みください。
[ 往復はがき ] 〒270-116 我孫子市我孫子1684 我孫子市教育委員会 文化・スポーツ課
[ ちば電子申請サービス ] こちらをクリック
・重複無効。同行者が別途申し込みをした場合も重複とみなします。電話・FAXでの受付は不可です。
・抽選結果等は10月31日(木)頃発送となります。
我孫子の景観を育てる会による特別ツアー(白樺派の若き文豪・2人を結ぶハケの道コース〈3km〉)が開催されます。
※両日とも ①9:30 ⑪15:30 (小雨実施)
①9:30 旧武者小路実篤邸跡集合 → 白樺文学館 → けやきプラザ(12:00頃 解散)
⑪13:30 けやきプラザ1F集合 → 白樺文学館 → 旧武者小路実篤邸跡(16:00頃 解散)
・白樺文学館では武者小路実篤の作品を学芸員の解説付きで特別公開します。
・八景歩きツアー付き特別公開参加希望の場合は ①9:30 ⑪15:30 の回です。第3希望までのうちの1つとしてお申し込みください。